レールに信号機を取り付けて鉄道模型を楽しもう
レールの上に信号機を設置すれば、本物の信号機のように信号の色が点灯したり切り替わったりして、鉄道模型を走らせるのがより楽しめます。そこでおすすめの信号機は、トミックスから販売されているTSC5灯式信号機のセットです。これは、信号機本体と配線とセンサー付きの道床付きレールがついています。
信号機本体をベースのコネクターに取り付けて道床付きレールについている配線をトミックスのパワーユニットのTCS出力端子につないで電源を入れると信号機が青色に点灯する仕組みです。そして、車両が信号機に差し掛かるとセンサーが反応して信号機の色が青から赤にかわります。それから車両が完全に通り抜けると、信号機が赤色<停止>から黄色2つ<警戒>になるシステムです。
その後、黄色2つ<警戒>から青色1つと黄色1つ<減速>に切り替わりやがて青<進行>になります。
また、車両をセンサーの上で停止させた場合には自動的に一定の時間で赤色<停止>から黄色2つ<警戒>そして黄色1つ<減速>から青色<進行>にかわるようです。一方パワーユニットの逆転機を切り替えた場合には、車両の進行方向が逆になるため車両が信号機を通り抜けてもずっと赤のままで点灯します。通電がされていない場合には信号機は赤で点灯する状態です。
その他3灯式の信号機や4灯式の信号機がありますが原則5灯式とシステムは同じになります。ただ、4灯式の信号機は赤<停止>から黄<注意>そして青色1つと黄色1つ<減速>から青<進行>にかわる仕組みです。
このように鉄道模型の信号機は奥深いものであり、信号機の切り替わっていくのを鑑賞するだけでも興味深くなります。 車両にカメラを搭載すればさらに臨場感あふれるレイアウトを楽しむことができるでしょう。